2020/09/14

フィッカデンティにはシーズンを考えるプランを立てる選択肢などはじめからそんなの無かったのではないか

 お金が無いからクラウドファンディングで支援してください。と言っておきながら、賞金の掛かった大事な試合で疑問の出るような采配を揮った。


ランゲラック、中谷、丸山、吉田豊といった守備の主力が全員一気に調子を落としてしまった。前田はどうやら怪我をしながらのようだしマテウスも単騎突撃が不発に終わり始めた。後に復活したが。金崎も以前ほどボールが収まらなくなってきた。相馬も調子が悪い。相馬はメンタルの回復が追いついていないのだろう。これも横浜FC戦で復調の兆しが見えたので大丈夫そうだ。


シーズンが凝縮されているだけに一ヶ月の離脱の間に消化される試合数が例年よりも多い。そしてその分、試合に出続けている選手の負荷も例年よりも重い。これは横浜FC戦の解説者も話していたが。


川崎戦では丸山にしては珍しく目立つほど簡単な配給をミスしてしまった。フィジカルもメンタルも落ち込んでいるようだった。それでも丸山を使い続けた。


フィッカデンティは昨季残留させた、という事で十分結果を出した。そして私の中ではありがとう良い思い出のままサヨナラしよう。また降格の危機になったら来てくれな。という気持ちであった。

オフシーズンにセリエAのクラブの監督候補に挙がったときには、win-win-winだし行ってくれないかな、と思った。


昨季、状況を考えればなりふり構わず残留に全力投資するスタイルはよく分かった。それでも最終戦の試合は良い試合だった。オフを挟んでフラットになれば変わると期待したが、開幕戦、中断期間のTM、そして再開戦のあたりには耐え凌ぐサッカーを続けるのかとガックシした。しかし、その後チームは勝利を積み重ね、良い面白い未来のありそうな試合を続けた。試合を減るに連れて懸念されていた、主力の酷使が目立ち始めると共に一気に結果も内容も悪くなり、退屈な試合をするようになってきた。


今季のここまでで、前評判通りの守備的なサッカーというわけでは決して無く、攻撃的なチームを作れることを十分見せられたし、力強さや面白さも表現してきた。また、マテウス、シャビエル、シミッチといった辺りを勤勉にプレーさせられる監督でもある。


昨季はブーイングで終わり、マイナス評価からのスタートだったが今は十分プラスにまで持ってきた。


そんな中で主力であるランゲラック、丸山、中谷、稲垣、金崎辺りの出場時間を抑えてリーグ戦を落として二桁順位や中位に甘んじていた場合、今もフィッカデンティは監督をやっているだろうか。


フィッカデンティも日本が長いだけにグランパスの体質もよく理解しているだろう。中長期的なプランを立ててシーズンを乗り切る。来季やその次の事も考える。そんな選択肢は無かったのでは無いか。


私のようなはじめから否定的に見ている人に対して今季のこれまでを、評価を覆す、得る、事に集中せざるを得なく、新型コロナウィルス陽性から復帰したばかりのランゲラックも金崎も使い倒すしかなく、主力を休ませるわけにはいかなかった。


川崎戦を驚異的なメンタルで乗り切ったものの、いよいよその頃から限界が来てしまった。それ故に、大事な場面であんなことになってしまったのではないか。リカバリする時間もないので今季はこのまま勝ったり負けたりで上り調子の他の上位クラブと比べてジワジワと順位を落とすだろう。


川崎の独走はもはや止められないだろうが、上手くやれば下降ムードではなく上昇ムードに乗れシーズン終了時に2位にはなれた未来はあったかもしれない。しかしそれはフィッカデンティの支持率が開幕から高かった場合の仮の話。


私は、もうフィッカデンティの事を信用している。というメッセージを出して、今季の残りは未来の事も考えて試合をして欲しいと思う。